ゼミナール

こんばんは。一人称を「僕」から「俺」に変えるタイミングを完全に見失った準高です。

僕は文の系であり、ゼミに所属しています。ご存じの方も多いと思いますが、僕のゼミはいわゆる大学の底辺を集めたようなゼミでメンバーの大半は頭、口、素行が悪いです。僕も含めて。

まず僕のゼミの価値基準は「面白いか否か」です。メンバーの大半が狂ったかのように「面白さ」に固執しており、ゼミの飲み会でそれぞれが「すべらない話」や「漫談」を披露する機会が設けられます。誰かを紹介するときも「そいつ面白い?」しか聞きません。容姿や陽陰は二の次です。まずは「センス」です。

正直なところ自分自身、ゼミに入るまではまぁまぁ面白いと思っていました。しかし、マジモンのキチガイ達を目の当たりにし「次元が違う」と素直に思いました。僕は経験上、他の人が体験したことの無いようなことをたくさん経験している人ほど面白いと思っています。

まさにゼミメンはそれで、「実の祖母をパチンコ屋さんに朝から並ばせる」とか「サラ金で首がもう回らん」とか「奈良の鹿に乗ろうとしたら落ちて骨折した」とか経験の豊富さが違います。彼らは人を笑わせることにかなり注力していて僕らのゼミを「芸人育成所兵庫支部にする」などと人をバカにしたようなことを平気で言います。

僕がよく使う言い回し、ボケなどはほぼゼミメンのパクりといってもいいくらい影響を受けています。郷に入れば、郷に従えの通りしっかりそのメンバーの色に染まり隙あらばセンスを磨くようになりました。

おかげさまでゼミメンは10人中7人が留年、うち2人は二留目突入で教授が学会に注意されるという事態に陥りました。ただ!面白い人と一緒にいるのは本当に楽しくて、いいゼミに入れたと本気で思っています。将来のことは‥‥‥‥まぁなんとかなるやろって全員思ってるのでなんとかなるでしょう!!!

Ps 二留目の先輩が音信不通になりました。