コンビニバイトで出くわした強敵 vol.4

こんばんは。
大学一回生の時スマホのバッテリーを4台くらい持ち歩くことで、「歩くバッテリー」の名の下にアイデンティティを保持していた準高です。借りるだけ借りて仲良くなってないやつ電気代返せ。

今回もコンビニバイト3年で出くわした強者を紹介します。
コンビニに来るお客さんは本当に幅広く、態度が悪い人がもちろん目立つのですが今回は違います。
 
「体臭」
これは人体やその人が着る衣服などから発される臭いであり、本人は気付かない傾向にあります。
今回紹介するお客さんは「体臭がエグいおじさん」です。
「体臭がキツい」なんてもんじゃありません。
「風呂入ってない」なんて次元でもなく「風呂に入る」という文化知らない説までバイトの間には浮上していました。マジで臭いです。入店するだけで空気が変わり(物理)、僕達バイトの間で緊張が走ります。
どれだけ臭いかと言うと、試したことも科学的根拠も無いですが、綺麗なお花を近づけてあげるとたぶん枯れます。そのくらいです。

問題は体臭もそうなんですが、この人の態度にあります。
悪臭を放ちつつ態度も偉そう、横暴ときたら遠慮なく叩けるんですが、クッッッッソいい人なんです。
笑顔を絶やさず、「ありがとう」や「いつもすまんね」(ほぼ毎日来る)など優しい言葉をかけて下さり、こっちもほんわかしてしまうほどです。まさか自分が臭いなんて一ミリも思ってはりません。
ただ、入店しただけで空気を変えてしまう悪臭、その爆心地が目の前にいるのにほんわかする余裕はありません。壮絶なバイト2人の押し付け合いの末、敗者はこの爆心地の接客をしなければなりません。

気さくで無垢な笑顔のおじさんに対し、それ以上の悪臭に息を止めながら接客する僕らバイト、一体どちらが悪いのか。
その答えを探しに僕は今日もアマゾンの奥地に向かっています。