目押しのお兄さん

久しぶりです。
東京渋谷のネカフェにて正体不明のウイルスX(風邪ウイルス)に感染し、絶賛病み下がりの準高です。

みなさんはスロットを打ったことがありますか?
スロットには「目押し」なるものが存在し、当たってても回るリール上で7を狙って揃えないと当たり状態にならずメダルが払い出されないという台が多くあります。
この「目押し」は慣れれば簡単なのですが、お年寄りなど目があまりよろしくない方は7が見えなかったりします。今のホール(パチ屋)は高齢者が多く、目押しに苦労している人が多く見受けられます。以前までは代わりに店員が揃えてあげるということができたのですが、条例により禁止され自分で揃えないといけなくなりました。
しかし、客が揃えるぶんには問題ないので隣の人に目押しを頼んだりすることも多くなりました。

僕がよく行くホールも高齢者が多いので、よく目押しを頼まれます。僕はハッキリ言って、年寄りが嫌いです。全日本福祉関係の仕事向いてないランキングは上位です。なので、話し相手がいなくて寂しいのか知らんけど、やたら隣で話しかけてくる老害は見向きもせず無視していました。目押しを頼まれても「7狙えへんならスロットうつなや」と内心思いながら渋々やっていました。しかし、常連の高齢者はみんなお互いのことを知っておりもはや軍団を形成して楽しそうに打っています。(誰も目押しできないのに)

一度、この軍団からジュース買ってあげるから目押しをしてくれと頼まれたことがあり、 仕方なく目押し担当を引き受けたことがあります。これがミスでした。それからというもの、僕がジャグラー(代表的な目押しのいるスロット) コーナーに行くと例の老害軍団が「よっ待ってました!」と言わんばかりの笑顔で歓迎し、当然のように目押しを頼んでくるようになりました。友達になった覚えもないのに、死ぬほど馴れ馴れしく絡んでくるようになりました。あのとき、ジュース一本に屈した自分が恥ずかしくて仕方ありません。

しかし、良かったこともあります。この老害軍団、なぜか僕に差し入れをくれるのです。有名なスロットライターに差し入れするのはよくありますが、僕はただのパンピ。スロプです。なのに、ジュースだったりタバコだったり本当によくくれます。それだけはありがたいです。

ps 僕はコーヒー嫌いやのに「あの兄ちゃんはコーヒー好き」とかデマ流した老害は出頭しろ。あの老害軍団コーヒーしか飲み物くれへんねん。何本ももらっても美味しくないし、眠れなくなるだけやんけ!老人は爆ぜろ!


以上です。