なぜギャラドスは未だ一戦級なのか

こんばんは。就活が終わったのでブログのネタが無くなりポケモンネタを出してきた準高です。

今回はみなさんご存知、ポケモンギャラドス」について解説していきます。ギャラドスとはクソ雑魚コイキングがLv20で進化するポケモンです。おそらく「鯉が川か滝とか登ると龍になる」っていう伝説?言い伝え?をモチーフにしており、ポケモン界で最弱という扱いを受けているコイキング(鯉)が進化するとギャラドス(竜)になるんですね。ちなみにギャラドスにドラゴン(竜)タイプは入っていません。忠実にやれ。

ギャラドスのタイプと特性
タイプ みず/ひこう
特性 いかく/じしんかじょう(ほぼ使われない)
まずはタイプですね。僕はみず/ひこうというタイプ、かなり恵まれてると思います。みず/ドラゴンならここまで使われてないといっても過言ではありません。なぜならドラゴンタイプにめっぽう弱くなるからです。ドラゴンタイプは基本的にギャラドスよりも素早さが高く、もしギャラドスがみず/ドラゴンタイプならこうかばつぐんのドラゴン技で沈められてしまいます。また、ひこうのおかげで水タイプながら草は半減、地面技は無効!!なんです。ポケモン界において「じしん」という技は非常に凶悪であり、今オンラインで使われているパーティーには必ず一体は地面技の一貫を消すために飛行タイプがいます。「じしん」があるからあれだけガブリアスがオラつけたんです。
ただし、みず/ひこうには共通して「でんき」技がこうかばつぐんでありでんき技は4倍弱点なので無敵では無いです。(なおメガシンカで克服)

次に特性「いかく」。この特性があるからギャラドスが強いんです。「いかく」とは場に出た瞬間に無条件で相手の攻撃を一段階下げるというキチガイ特性です。普通にシナリオをプレイした程度の方なら「いかく」なんて別に大したことないやろwと思いがちですが、オンラインバトルにおいて「いかく」はトップクラスの壊れ特性です。特にダブルバトルでは一匹「いかく」が場に出るだけで相手の2体の攻撃を一段階下げます。こっちがギャラドス2体出せば相手のポケモン2体は攻撃する前から攻撃が半分です。うーんキチガイ!w その上、一旦ひっこめてまた出したときも「いかく」が発動するので繰り出し性能が高いんですね。ちなみに他の特性いかく持ちポケモンボーマンダ(強すぎ)、ランドロス(強くてウザすぎ)、ガオガエン(特性いかくが追加されてから使われすぎ)とエリート揃いです。もとから強い奴を特性いかくにするクセをやめて欲しいです。

ギャラドスのわざ
・主な物理技(ギャラドスの攻撃値125)
たきのぼり(水) こおりのキバ(氷) じしん(地) ストーンエッジ(岩) とびはねる(飛) アイアンヘッドやったかな、いやアイアンテールかも知れへんわ、紹介すんのやめとくわ(鋼) かみくだく(悪) ドラゴンタイプでも無いくせにげきりん(竜)
・主な特殊技(ギャラドスの特殊攻撃値60)
なみのり(水) 水タイプの癖にだいもんじ(火) 4倍弱点の癖に10万ボルト(電) ぼうふう(飛) はかいこうせん(ノ) 冷凍ビーム(氷)
・主な変化技
りゅうのまい でんじは ちょうはつ ほえる

以上のように貧弱な特殊攻撃値のくせに特殊技の範囲がおそろしく広いです。攻撃値から分かるように物理型で育成するのがほとんどですが、たまーーーに特殊型のギャラドス使ってる人と出会います。意表ついて大文字とか打ってきます。負けます。タイプ一致のたきのぼり、ドラゴンとか飛行対策のこおりのキバ、無難なじしんが主なウェポンですな。ここで言いたいのは変化技が割と優秀なことです。ギャラドスって見た目からオラつきまくりのイケイケアタッカーに見えまが、「でんじは」「ちょうはつ」など結構アタッカーは覚えることの少ない変化技を覚えます。これを利用していかくで攻撃下げつつでんじはで麻痺をまく完全補助型のギャラドスも普通に存在します。この一目見ただけではアタッカーなのか、はたまたサポーターなのか分からない点もギャラドスが未だ使われるの理由の1つです。

メガシンカ
ポケットモンスターX/Yから新たにメガシンカという要素が組み込まれました。メガシンカとは、特定のポケモンが専用のアイテムを持つことによって戦闘中のみ進化することです。メガシンカすることによってタイプが変わったり、特性が変わったり、種族値が変わります。このメガシンカという要素が組み込まれたことにより「3段階進化のくせにクソ雑魚なポケモン達が救われる!!!」とマイナー使い共が立ち上がリーヨしたのも束の間、実装されたポケモンメガシンカしなくても普通に強いポケモン達でした。ex)ハッサム(かっこよくて強い!かわいい!炎に弱いのもチャーミー!)、ガブリアス(なんならメガシンカしない方が強いまである)、ボーマンダ(キチガイ)
もちろんギャラドスも対象になりました。たしかX/Yのシナリオで悪の組織のボスがメガギャラドスを使ってたはず。初代からいるくせにX/Yのボスに切り札として使われるギャラドスさんさすがっす!
メガギャラドス
特性 かたやぶり
タイプ みず/あく
ギャラドスは特性もタイプも変わります。
まず特性は「いかく」→「かたやぶり」
かたやぶりとは相手の特性に関係なく技を当てることができます。たとえば特性「ふゆう」のポケモンにじしんを当てられたり、特性「がんじょう」(一撃では倒されない)を一撃で葬ったりします。正直かなり当たりの特性です。今まで尻尾丸めて引っ込んでたロトム(電気タイプで特性ふゆう)に地震をぶち当てて葬れるようになりました。また何よりサン・ムーンから登場したミミッキュという凶悪キチガイポケモン(特性により相手の攻撃を一発だけ無効化)にも「かたやぶり」のおかげで一発目からダメージをぶちこめます。そこが大きいですね。ヘラヘラしてるミミッキュを一撃で葬ったときの快感はくせになります。

そしてタイプ!みず/ひこう→みず/あく
ギャラドスなんて電気わざで一撃ッショ!さよなライオン!とイキってた電気タイプが青ざめます。ギャラドスを一撃で葬れたのはでんきが4倍弱点だったからであり、ひこうタイプが無くなることで電気わざ2倍弱点になります。メガギャラドスは攻撃よりも防御や特殊防御の数値が跳ね上がっており、2倍弱点になったヤワな電気わざでは一撃で倒れません。半分いかないこともあります(体験談)。4倍弱点が無くなるのは正直やりすぎといってもいいと思います。メガシンカは割と当たり外れがあるのですが、ギャラドスは大当たりをひいていきました。
ただ現状使われてるギャラドスのうち、メガシンカするのは6割であり残りの4割は素のギャラドスに別の持ち物を持たせて使っています。メガシンカでも大当たりを引いたのに素でも使われるのははっきりいって異常。素での強さが分かります。

正直、わざの仕様の変化とか種族値の話とか調整の仕方とかまだまだギャラドスの強い点はありますが、このへんにしときます。みんなもギャラドス使ってみてね!

Ps:水タイプの耐久ポケモンの突破はギャラドスにはほぼ無理ぽ。